薬と店の生活。
あたしは『目には目を、歯には歯を』的なことをしてる。
彼氏(東京)の裏切りは精神的にこたえた。堪えられなかった。
あの人とも付き合うってことになって28日に会った。
しばらく会ってないしお店に会いにいくよって約束してたけど、
彼は仕事がかなり忙しくて結局来れなかった。
あたしは表面的には気にしてないフリしてたんだけど、
眠剤と安定剤を多めに飲んで丸一日寝ていた日の夜、彼に電話をかけてた。
全く記憶してないけど1時間くらい、
彼に今まで思っていた不平不満を漏れなく言ったらしい。
彼は社長だけど超忙しい人だから仕事をしながらあたしの話を聞いてたそう。
理性とかそんなの全くない状態だったから、
「うそつき、ばか、遊び人」等罵倒しまくって
しまいには「しね!」とまで言ったらしい。
そのくせに、「しんじゃう…助けて」とか言ったようだ。
彼は忙しかったけど心配になったらしく「家までいこか」って言ってくれたのに、
あたしは「何しにくるん」って答えたそう。
彼は半分呆れて笑いながら話してくれた。
なぜ28日に会うことになったのかっていうと、あたしがそんなだったからだと付け加えて。
あの人とは付き合ってる。形はそう。
でもあの人が今大切にしている『物』はあたしではない気がどうしてもするし、
たとえば彼に裏切られても東京の彼ほど傷つかない。
なぜなら、あたしがまだ一応東京の彼と付き合っているからではなくて
最初からあの人の全てを信用していなかった、信用できなかったから。
そんな人だったから。
でも好きだったから、受け入れた。
いや、受け入れてもらえるようにあたしがしただけなのかもしれない。
彼は気付かない。絶対に。
だから傷つけない。
最低なのはあたし。でも止められない止まらない。
あたしはあたしを見失ってる。